東洋医学と西洋医学の違い

東洋医学とは、中国医学が日本や韓国などの近隣諸国に広まった医学の事です。
中国医学は、約2000年前にインドの伝承医学、アーユルヴェーダから派生した世界三大伝統医学の一つです。
まだ解剖学がない頃に臨床を繰り返して発達していった医学で、「人とは」という根本的哲学を基に理論が組み立てられております。

西洋医学はヨーロッパで発展した医療で、日本に伝わってきたのは約470年前と言われております。
ヨーロッパでは、外傷や感染症の治療から始まったそうです。
その後、数々の病気は細菌やウィルスによるものということがわかり、対処療法として高い評価を得ていったそうです。

つまり、東洋医学は根本治療に強く、慢性的な疾患や原因不明の不定愁訴に対応ができて、西洋医学は、外傷やウィルスなど早急に処置をしなければいけない対処治療に強いと言えます。

「木を見て森を見ず」の臓器医療が西洋医学です。

東洋医学は森の中の1本の木とみなします。
その方の環境や状況もすべてひっくるめてその方を作っていると考えるので、オーダーメイド医療と言われております。