
みなさんは、病気になる一歩手前の状態。
「未病」
不定愁訴とも言いますが、病院に行っても原因不明で、病名が付かない不調。
そんな不調はありますか?
これを抱えている方の中に、実は、自分で不調を作り上げている場合があります。
もちろん、本当に身体の不調の場合もありますが、自分で自分の具合を悪くしている例もあるのです。
① 無意識に心に栄養を補給する
② 何故具合を悪くして心に栄養を補給するのか
③ 自分で心が栄養不足だと気が付くことが大事
1 無意識に心に栄養を補給する
人はみんな「心の栄養」を欲しています。
心の栄養が足りなくなると、無意識に栄養を補おうとします。
その栄養補給のツールが
「具合が悪くなること」
の方がいらっしゃるのです。
2 何故具合を悪くして心に栄養を補給するのか
例えば、
子供の頃、風邪をひいたり、病気になった時だけ、共働きで忙しいお母さんや、弟や妹の世話で忙しいお母さんが、自分につきっきりで看病してくれた。
普段、仕事ばかりでほとんどお家にいないお父さんが、病気になると、心配してくれた。
などなど、病気になると普段関わりの少ない家族が優しくしてくれた場合や、具合が悪くなった時だけ、注目された経験があったり、お友達や先生が優しくしてくれた思い出があった場合、無意識のうちに、
具合が悪くなる=優しくしてもらえる
つまり
心に栄養が補給できる。
となります。
このような方は、自分の具合の悪さを無意識に他人にアピールします。
今日はここが痛い。
今日は食欲がない。
今日は身体がだるい。
職場の仲間や家族、お友達にアピールします。
本当に具合が悪い場合もありますが、いつも具合が悪かったり、具合が悪い頻度が多く、
私、今日、絶好調なの!
という時を見かけない場合、
自分で自分の具合を悪くしている可能性が高いです。
3 自分で心が栄養不足だと気が付くことが大事
それが心地よければ良いと思います。
具合が悪いと心に栄養が補給できるので、無理に具合を良くする必要はないと思います。
でも、
具合が悪いのは、心に栄養が足りていないというサインに気がついて欲しいなと思います。
【私は心の栄養が欲しいのだ。】
そう気がつくだけでいいのです。
心の栄養の補給の仕方は人それぞれ。
ご自分のお好きな方法で栄養補給されたら良いと思います。