
ネガティブ感情をやり過ごす方法。
今回は「不安」です。
不安感は気持ちを下向きにしたり、ふさいだりします。
ネガティブ感情の中で一番ネガティブと言えます。
その不安感をやり過ごす方法をご紹介します。
① 脳科学による不安のやり過ごし方
② 中医学的「不安」とは
③ 不安の解消方法
1 脳科学による不安のやり過ごし方
不安の抑え方。
単純作業が効果的。
・単純作業に没頭する
・お気に入りの服を着て自信を取り戻す
・週末にしたいことを考えて意識を前向きにする
不安感を感じると、
眠れない
汗が出る
緊張する
集中できない
などの身体の症状があらわれる方がいるそうです。
そんな時は、
ひたすら単純作業に没頭すると不安感を取り除くことができるそうです。
野菜を切る
パズルを解く
拭き掃除をする
などなど、ひとつの作業に長時間集中することができるものを見つけるといいですね。
お気に入りの服を着て自信を取り戻す
自信がわかない時には、お気に入りの服に着替えることにより、メイクをしたり、バックや靴を合わせたりとしているうちに、気持ちが明るくなり、不安感から意識をそらすことができるそうです。
週末にしたいことを考えて意識を前向きにする
気持ちを前向きにするには、現状にとらわれず、未来のことを考えるようにすることだそうです。
先の楽しい予定を想像するのは、もっとも簡単に思考を前向きにする方法だそうです。
週末の予定に思いをはせることで、不安に立ち向かう勇気が湧いてくるそうです。
2 中医学的「不安」とは
中医学で不安を和らげる方法は、「考えること」です。
「不安感」は五行では「水」のチームです。
「水」は下向きになる性質があります。
不安な気持ちって、気持ちが下向きになりますよね。
下へ下へエネルギーが向かうイメージです。
それを止めるのは、「土」です。
土は水の流れを止めますよね。
水が上から下に流れるのを、土は土嚢となってせき止めます。
「土」のチームの感情は「憂い、思い」です。
つまり、
「考える」ことです。
3 不安の解消方法
不安要素についてではなく、他の事をものすごく考えることによって、不安感を忘れることができます。
特に、今やるべきことや、今やりたいことについて、とことん考えると、不安に思っている暇がなくなります。
「不安感」は通常、未来に対して感じるものですから。
今を考えることによって、未来に対する不安はなくなります。
そもそも、まだわからない未来に対して、できるかな?どうなるかな?と不安を抱いたところで、未来なんて、誰にもわかりません。
わからないことに対して、あれこれ考えるのは、不毛な時間ではありませんか?
だったら、今、目の前のことを考えた方が、よほど建設的だと思います。
人生は思い通りに行かなくて当たり前。
思い通りにいったら超ラッキーです。
そのくらい、明日の事なんて、誰にもわかりません。
明日、今日と同じとは何の保証もありません。
誰もが、明日、予想しない出来事が起こる可能性があります。
自分の意志や行動ではどうしようもないことが起こることがあります。
だから、未来に対することは、現実に起こってから考えましょう。