
ビールは太るとか、ビールは冷えるなど、ビールは健康によろしくないという風潮が世の中にはあります。
わかっちゃいるけど・・・。
やめられない。
そんなビール好きなあなたへ。
確かに、飲み過ぎたり、ビールと一緒に高カロリーのものを食べたりしたら、もちろん太ります。
それから、第三のビールと呼ばれているものは、添加物が沢山入っていて、人間の身体では代謝できないので、蓄積されて太る場合もあるかもしれません。
しかしながら、水と麦芽とホップだけでできている、シンプルなビールは楽しむ程度であれば、大いに楽しんで大丈夫だと思います。
暑い夏はキンキンに冷えた生ビールが美味しいですよね。
私も好きです。
好きなものをガマンしたり、身体に良くないなぁと思いながら飲む方が、よほど不健康です。
ビールがお好きなあなたに、ビールを心置きなく楽しんで頂きたいので、ビールの麦芽についてご紹介します。
① ビールの原料「麦芽」は漢方です。
② 麦芽の作用
③ 胃腸が虚弱な方には強い味方の麦芽
1 ビールの原料「麦芽」は漢方です。
意外に思われるかもしれませんが、ビールの原料の麦芽は漢方の生薬です。
生薬辞典にも掲載されています。
2 麦芽の作用
この麦芽は、漢方では胃の調子を整えるのに使われます。
脾臓と胃の消化吸収する機能を助けてくれます。
麦芽は糖分で甘みがあります。
甘い味は脾臓を補います。
脾臓と胃を整える作用があるのです。
それから、母乳をあげているお母さんの、おっぱいが張って不快な感じを緩和してくれるようです。
断乳したい時に煎じて飲むと、母乳が止まるみたいですよ。
ホルモンのバランスを調整するとも言われています。
黄体ホルモンを抑えて、卵胞ホルモンを出すようにすると言われています。
母乳は黄体ホルモンの分泌が多いと出ますので、卵胞ホルモンの分泌を増やすことにより、母乳の出が抑制されるということです。
3 胃腸が虚弱な方には強い味方の麦芽。
脾臓の働きが弱い体質の方は、胃腸が虚弱で、少食だったり、食べても太れなかったり、下痢気味で、いつも疲れていて、エネルギーが湧かないような、いわゆる「気力」がない「元気がない」状態です。
麦芽はそんな胃腸が虚弱体質の方にとっては強い味方になります。
脾臓の気を補い、気力や元気を補ってくれるからです。
味も、少し香ばしい甘みのある味ですので、甘いお味がお好きな方には飲みやすいと思います。
ただ、単品では飲みにくいので、何かとブレンドして召し上がると良いです。
特に、ハトムギ茶とブレンドすると、更に脾臓の働きが整うことでしょう。
ビールは発酵しているので、このような作用はあまりないと思いますが、程よく楽しむ分には胃腸にとって負担にはならないのではないでしょうか。
ビールがお好きな方は、思い存分お楽しみください。
ただし、飲み過ぎ注意です。
何事も、程よくです。