
アラフォー・アラフィフ女子のみなさんにとって、更年期症状について、どんな症状があるのかご存じですか?
一番認知度が高い症状は
「ホットフラッシュ」
という急なのぼせや発汗ですね。
しかしながら、みんなに起こるものではありません。
人によって、出てくる症状が違うようです。
このような症状を感じたら更年期症状かも?
1 自律神経の乱れによる、不眠、冷え、体温の調節ができない、動悸、めまい
2 関節が痛む
3 情緒不安定
4 皮膚や粘膜か過敏になる 乾燥、尿道の過敏による頻尿、尿障害
5 集中力の低下 物忘れ 判断力の低下
などだそうです。
女性ホルモンが減少することに、身体がびっくりして起こしてしまう反応です。
コレステロールをしっかり増やすことが大事だそうです。
中医学では、
「精」の減少と考えます。
精が減少することにより、精をエネルギーにしている五臓五腑のバランスが崩れてしまい、上記のような症状がでると考えます。
特に、上記の症状から
「肝臓と腎臓」の弱りと分析できます。
精と血は同じであるという考えが中医学にはありますが、
肝臓は血を蓄えておく臓器と中医学ではとらえるので、精が不足するということは、血の不足も意味します。
血が不足してしまうと、肝臓に血が蓄えられなくなりますので、肝臓の生理作用がうまく機能しません。
そうすると、自律神経が乱れてしまい、情緒が安定せず、判断力が低下してきます。
腎臓は精を蓄えています。
その精が不足してしまうと、腎臓が弱ります。
精は腎臓のエネルギーだからです。
腎臓が弱ると、尿障害や物忘れ、冷え、めまいなどの症状を引き起こします。
血は身体にとっての潤いです。
精が不足するということは血が不足する。
つまり、
身体の潤いが無くなるということになります。
身体に潤いがなくなると、皮膚や粘膜が乾燥し、関節の動きが鈍くなります。
このように、
女性ホルモン=精の不足
に身体が驚き、不安定な状態になってしまうということです。
これを解消するには
精血を増やすこと。
血となる食べ物を積極的に取り入れましょう。
薬膳の世界では赤いものが血になると言われております。
赤みのお肉やお魚などがベストです。
コレステロールを増やすには卵ですね!
卵やチーズは身体に潤いを与えてくれるそうです。
足りないものをしっかり補い、身体をコントロールしていくのも、素敵な大人の女性のたしなみといえるのではないでしょうか。