
お母さんは三人姉妹の真ん中で、姉と妹がいます。
丁度うまい具合に2歳ずつ歳が離れているのです。
一番上のお姉さんはアメリカに移住しています。
だから、めったに三姉妹揃うことはありません。
私が三姉妹が揃うところを見たのは、おじいちゃんのお葬式以来です。
先日、この三人が揃いました。
祖母のお葬式でした。
三姉妹ですが、全然顔が違います。(笑)
やっぱり歳を取るほど、内面が顔つきに出ますね。
その人の生き様が表情を作り、顏の印象を決めているのだと、再確認できました。
三姉妹の中で、一番老けていたのが、三女です。
長女の方がよほど若く見えます。
長女71歳
次女(私のお母さん)69歳
三女67歳
の三姉妹です。
その中で、ダントツに三女が一番年上というか、おばあさんみたいになっていました。
どうしてそうなってしまったのかのからくりが、お葬式の時に発覚したのです!
葬儀中、ずっと私は三女の隣に座っていました。
お坊さんがお経をあげ始めて、鐘を
「カーン!」
と鳴らすたびに、隣の三女が
「ビクッ‼」
と身体を揺らすのです。
鐘が鳴るたびに毎回です。
鐘を鳴らす前に鳴らすぞ~という仕草をお坊さんがしているにも関わらず、毎回驚くのです。
(ちなみに最前列です。)
そのうちに、動悸がするのか、心臓の辺りをグーでぼんぼん叩き始めました。
私は思いました。
驚きの感情は「水」のところ、
つまり「腎」です。
腎はエイジングの場所。
不安感が驚きやすくなり、腎を傷つけているのだと察知しました。
腎が傷つくと、腎に入っている元気の素、「精」が消耗します。
そもそも、60歳で父母から受け継いだ先天の精がなくなり、飲食物の栄養である後天の精で精を保っているのに、精を消耗してしまうと、腎のパワーが弱ってしまいます。
そうすると、更に驚きやすくなります。
腎の弱りは「老化を促進します。」
腎は成長発育、生殖機能の場所です。
精力がない=老化
三女の叔母さんは、腎がとても弱っているのだと思います。
それだけではないのですが・・・。
おそらく、「心」がだいぶんバランスを崩しています。
心=神
神とは、精神のことです。
今回、三女の叔母さんの行動、言動を観察させて頂き、心身の分析を多方面からしました。
だいぶん精神のバランスが崩れていることがわかりました。
心と身体はつながっているのだということが再認識できた事例です。