夏バテしない身体作り

夏バテしない身体作り

夏というと・・・
海、レジャー、ビール、かき氷、花火、イベントなどなど、楽しいことが沢山ですよね。
そうです、夏バテなんてしている暇なんてないはずです。
いつもついつい夏バテしてしまうというあなた、夏バテしない身体作りをしましょう。

① 夏バテとは
② なぜ夏バテするのか
③ 夏バテしない身体になるには

1 夏バテとは
夏の暑さに対応できず、自律神経が乱れることにより起こる様々な症状のこと。
暑気あたりともいう。

2 なぜ夏バテするのか
夏の暑さに耐えられないというのは、身体のバランスが悪いからです。
身体のバランスが悪いと、気温の変化に対応できなくなります。
中医学では、自然界には六気という季節の気があると考えられております。
六気とは「風・湿・熱(火)・暑・燥・寒」です。
それぞれ、季節ごとに変わります。
夏はもちろん「熱気」と「暑気」です。
それが、バランスの悪い身体に入ると、「邪」というものに変化します。
「邪」とは身体に悪影響を及ぼす気のことを言います。
「熱邪・暑邪」が身体に入ると、熱に身体がやられてしまいます。
気・血が消耗し、体力が奪われます。
身体がだるい、倦怠感、無気力、食欲不振、便秘や下痢、イライラ、熱っぽい、めまい、頭痛、むくみなどなど。
熱邪や暑邪に侵された身体の様々な症状があらわれます。

夏は五行でいうと「火」のチームです。
火の性質は上に上にエネルギーが向かう性質です。
陽真っ盛りの季節です。
陽は、活動、亢進、興奮です。
そのような季節にクーラーの効いた部屋でじっとしていては、陰陽のバランスが崩れます。
中国最古の医学書「黄帝内経」でも、夏は早起き遅寝して、外に出て活動的に過ごすことが夏の養生方法と説明しています。
夏はエネルギッシュに行動的になり、暑さも吹き飛ばすくらいに外に出て活動したほうが、良いといえます。
その逆をしてしまうと、夏バテしやすい体になります。

3 夏バテしない身体になるには
バランスの取れた身体でいることが一番です。
バランスの取れた身体=中庸の身体
中庸でいることによって、気温、湿度、気圧の変化についていける身体になれます。
それには、まず、自然界と同じ動きをすること。
クーラーの部屋に閉じこもらず、レジャーなど楽しく過ごすのも良いですね。
そして、食べ物。
火のチームの味は「苦」です。
苦い食べ物はそんなにありません。
ゴーヤくらいです。
なので、身体を冷やす夏野菜を積極的に摂りましょう。

日頃から身体のバランスを整えるには、あなたに合わせた世界に一つしかないエイジアハーバルティーを飲むのもおすすめです。
あなたの足りないものを補い、余剰なものを外に出します。
そうして身体を中庸の状態にします。

夏になる前に、夏バテ対策をしておきましょう。